システム制御理論を通じて
人と機械と環境の調和を実現する
我々が作る機械やシステムは、それを使う人と置かれた環境の両方にとって快適なものでなければなりません。
当研究室では、人が使いやすく、置かれた環境への負荷が小さく,環境の変化に強い制御システムをどのように
設計すればよいかをシステム制御理論に基づいて提案し、実験を通してその効果を検証する研究を行っています。
特に、水道の水で動く人工筋、食物栽培用温室内の統合環境制御、従来捨てられていたエネルギーを回収・回生
できる新しい駆動システムを持つ建設機械、農作業で非常に手間の掛かる除草ロボット、ドラムやクラリネットの
練習システムに代表される楽器との関わりあいを意識したシステムとその実用化を目指しています。