機械制御システム学科への入学を考えているみなさん、初めまして。主任の伊藤和寿です。
この学科では、あらゆる産業の基礎である「機械工学」、およびそれをどのように操るかを論理的に提案する「制御工学」、そして異なる産業分野を結び付けて問題解決を図る「システム工学」を統合し、社会で新しい価値を創造できるようになる機会をみなさんに提供しています。ロボット,自律移動体,建設機械,手術支援システム,燃料電池などはこれらをバランスよく組み合わせているものであることは想像に難くありません。
一方,それらの学問を支える基礎を特に重視し、どのような時代の変化にも対応できるような学びも支援しています。
その上でグローバル人材育成に焦点を当て、異なる文化やバックグラウンドを持つ仲間と協働し、互いに異なる視点から主体的に課題に取り組む経験を積むことができます。多くの学生が短期留学や半期留学を通してグローバル化の重要性を肌で感じ、これまで教室で学んできたものが実際にはどのように活かされるのかを経験できます※。これらは他の人のイメージの中にあるものではなく、実際にみなさん一人一人が自らで実感することに価値があります。これこそが多様性につながり、さらに付加価値が高いものを生み出す力になります。
この学科は、グローバルな視野でのリーダーシップや協働能力を伸ばし、国際的に活躍できる理工学系人材の育成を目的にしています。みなさんがこの学科で学ぶことで、様々な挑戦に果敢に取り組み、持続可能な未来を築くための力を身につけることができます。ぜひ,一緒に学びましょう。
※ 2017年からスタートした国際プログラムは,これを目的にしたカリキュラムとして新たに生まれました。